創友設計監理事務所では愛知県瀬戸市を中心に新築注文住宅をご提案いたしております

植物は毎年春になると芽吹き、夏には葉を茂らせ、秋には実を実らせ落ち葉になる・・・。まったくものすごい生産能力ですね。とても少ない二酸化炭素を取り合いながら過酷な状況で成長しているとは思えません。

植物は、生まれてから死ぬまで二酸化炭素を吸収し、枯れて分解されると、二酸化炭素が発生する。常にプラスマイナス0なんです。植物にとってはもっと二酸化炭素が多いほうが繁栄できますが、植物の「意志」で二酸化炭素を増やすことはできません。

「ヒト」以外の生き物は自分の意志で地球の環境を変化させることは、基本的に出来ないのです。

だからこそ、やはり「ヒト」が地球の（というか宇宙の）自然の原則に従わずに環境を急激に変えてしまうことはほかの生き物にとって大きな脅威になり、また、人間自身の絶滅の危機も招いてしまうことだと思います。

毎日の生活で、意識をしなくても二酸化炭素を発生させています。呼吸を意識することがないのは生きる最低限度なので仕方がないとは思いますが、やはり、二酸化炭素の発生を抑える努力は必要ですね。ただ、「我慢の努力」には無理があり、続けられないものだと思います。

自分の出来ること、建築に携わるものの一人として、出来ることをしっかりと考えて、形にしていきたいと思います。