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講習会に参加しました

すごしやすい季節になりましたねぇ!とは言え、日によっては気温が30度にもなってしまい、全く近頃は「春」と「秋」が無くなってきていますね・・・。そのうちに、「冬」が終わったら1週間ぐらいで「夏」とかになりそうです(;´∀`)

地球温暖化のせいなのか、はたまた地球の物理現象なのか・・・。

 

閑話休題

 

5月21日 講習会に参加しました。

ずっと楽しみにしていたしていた 「構造塾」 です!

構造塾も3年目に入りました。この2年間は木構造の基本的な考え方が中心の講座でした。今年からは「応用講座」で、より具体的な話になるようなので、ワクワクしています(*^▽^*)

今回は・・・

   

「架構設計とプランニングのポイント」と「偏心率の検討」の2講座でした。

 

前半の「架構設計とプランニングのポイント」では、壁直下率と柱直下率の算定を実際に演習で行いました。座学ではありますが、実際に手を動かして図面に書き込みをして目に見える形にすると、「頭で何となく分かっていたこと」がよりはっきりと認識出来ます。

汚くてスミマセン・・・・(;^ω^) 簡単な作業で壁直下率と柱直下率を出すことが出来ます。

1階,2階の柱や壁が揃っているということは、地震等でかかる「力」を最短距離で基礎に伝えることが出来ると言うことです。部材にも負担がかかりにくくなります。つまり部材が壊れてしまうことを防ぐ又は遅らせることが出来るということですね。

 

ポイントはこの後の話で、直下率から構造フレームを作るということなんです。上下階の柱が揃っているところに梁を掛けて、しっかりした直方体を作るということ。効率よく地震力や風圧力を基礎に伝えることが目的なんです。

とっても当たり前だけど、なるほど!なるほど!の前半でした。

 

後半は、「偏心率の検討」でした。一般の方はあまり聞きなれない言葉だと思いますが、呼んで字のごとく、「心」が「偏っている」「率」を出すということです。

何の「心」かといい言いますと、建物の「重心」と「剛心」です。剛心と言うのは、強さの中心の事です。地震力は「重心」に作用して、建物は「剛心」を中心に回転します!だから、「重心」と「剛心」が離れると大きく回転してしまうのです。

 

偏心率については簡易計算ではありますが、私は日常業務で使っています。

この講座では、具体的な計算方法の紹介されていました。「断面1次モーメント」とか「弾性半径」とか「水平剛性2次モーメント」とか・・・。数学・物理が嫌いな人にはもうそれだけで、ハイ結構です!と言う感じの言葉が出てきまして、物凄く難しそうですが、実は計算自体はとても簡単なのです(^^♪ 私でも出来ます!ドヤ!ふふん!(*^^)v

私は必要な数値を入れるだけで偏心率を出せるように、エクセルシートを使って表を作ってあります。

 

偏心率を使うと、一般的に壁量計算で使われている「4分割法」でNGになるようなちょっと間取りが特殊な建物であっても、偏心率0.3以下になるように耐力壁の位置を調整して、耐震的にも安全な建物にすることができます。

 

建物の構造として安定しているのは、やはり「総2階建」で壁と柱の位置が揃っていることなんですね。でもそれではお客様のご要望に応えることができませんし、意匠的にも同じようなものばかりになってしまいます。偏心率を使うことで、意匠の自由度を上げることが出来る訳です。

とは言え無茶なことは出来ません。

 

「家」はそこに住む人の「命」と「財産」を守るものなのです。

 

講習会では、偏心率を小さくするための方法も紹介されました。それでも佐藤先生いわく、偏心率に囚われて、偏心率を「0(ゼロ)」にする為に耐力壁を減らすことは考えず、強さをキープして、バランスはそこそこ良い程度に考えた方が良いとのことでした。

はい、私もそう思います(・∀・)/"ハーイ

 

次回の講習も楽しみです!

2018/05/25

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