創友設計監理事務所では愛知県瀬戸市を中心に新築注文住宅をご提案いたしております

昨日（1月25日）、講習会に参加しました。

耐震改修でも、新築でも使える耐力壁「かべつよし」と制震ダンパー「TRCダンパー」の設計・施工講習会でした。

面材耐力壁は一般的な構造用合板を使用するものから、メーカーが開発しているものまで種類が豊富です。今回受講したのは、株式会社エイムさんの製品です。

「かべつよし」・・・。なんてベタなネーミング。小林○薬さんみたいですねぇ。わかりやすくて良いけど。

メーカーが独自に開発し、認定を取っている商品は、それぞれに特徴があります。しっかりメリットデメリットを見極めて効率よく採用したいと思っています。

制震ダンパーも各社色々なものが出ています。私自身は今のところ今回講習を受けた「TRCダンパー」がよいなぁと思っています。と言いますのもこの商品は、「時刻歴応答計算」という高層ビルの設計で用いる解析をやって、シミュレーションしてもらえるのです。巷で販売されている制震ダンパーは「地震力を何パーセント低減します！」と謳っていても、根拠が微妙に曖昧なんですね。

もちろん、地震が起こってみないとその場所がどんな揺れ方をするのかはわからないのですが、極力根拠がしっかりしている製品を採用することで、「想定外」を減らせるのではないかと考えています。

命を守るためにしっかり「耐震」し、地震後の生活を守る（つまり建物を守る）ために「制震」をプラスする。費用がかかることなのですが、出来るだけ多くのお客様に採用いただきたいと思っています。

技術は日進月歩です。これからもしっかりアンテナを張って勉強していきたいです。